児童養護施設の子どもたち(分冊版)【第13話】[ぶんか社]


榎本由美 ぶんか社
2020年09月16日
私は生まれちゃいけなかったの?お母さんは私がキライ。小学校に上がった日も御馳走どころかごはんも出ずに、流しの生ごみをそっと口に入れた。身体を縛られ口をガムテープでふさがれた恵子ちゃんが生きるために必死にできたことは、母が縛り忘れた足で窓を突き破り外の世界に出ることだけだった――。与えられるべき愛情をもらえない子供たちが、地獄のような日々を送りながらも自分で生きていく希望を見出す。「児童虐待」をテーマにした社会派コミック。※この作品は『児童養護施設の子どもたち~わたしたちの未来~』の分冊版です。重複購入にご注意下さい。